清坐ノ日

2005年 岩茶 伝統工芸肉桂
茶葉の持つ個性をシンプルに引き出すよう作られたお茶
揮発するような香気が鼻孔を廻る
これだ これだ
探したいものが何なのかもわからずに、”どこでしょうか?”と他人任せに投げかけていたけれど、
この時間を遡るタイムマシーンに乗ったら、心が軽くなりました。
私は、懐かしがって残念がる事を、楽しんでいたのかもしれません。
絶え間なく、時間は流れてゆく。
今、目の前にあるものを、しっかりと見つめて。
貴重な武夷山の水をくださった香港の茶友Sさん
本当にありがとう。
大事なお茶の輪郭が浮かび上がって、幸せな茶湯となりました。
忘れたくない”響き”です。